続けられない自分への仕組み作り

学び

正直、私は「続けられない」人間

プログラミングの勉強を始めようと決心。

本屋で王道のJavaのテキストを買って、「今度こそはちゃんとやろう」と意気込みました。最初の数ページはやる気に満ち溢れてて順調に進みました。変数の宣言、if文、for文……ひとつひとつ写経しながらデバッグ実行をし、出力される結果を見て「なるほど」と感じていました。

でも、数ページで止まりました。

「これを覚えて、何を作るんだろう?」という気持ちが湧いてきてしまい、作りたいものが特にあるわけでもなく、ゴールが見えないまま文法を覚え続けることに、だんだん意味を感じられなくなっていきました。テキストは本棚に綺麗なまま残っています。

ダイエットのために毎日1万歩を歩こうとしたときも、同じでした。最初の1週間は完璧にこなせたのに、2週間後には気づいたらやめていて。片付けも、休日に丸一日かけて整理しても、1ヶ月後には元通り。

「また続かなかった」という罪悪感が積み重なるたびに、だんだん自分のことが嫌いになっていきました。「意志が弱い」「また三日坊主だ」。そんな言葉が頭の中をぐるぐる回っていました。

でも今ならわかります。続かなかったのは、意志が弱いせいではなかったのです。


プログラミングが続かなかった本当の理由

プログラミングの勉強が続かなかった理由を、正直に振り返ってみました。

テキストの最初に書いてある「この本を読めばプログラミングができるようになります」という言葉を信じて買いました。でも読み進めるうちに気づいていきます。文法は覚えられても、「何を作ればいいのか」が全然わからない。

作りたいものが浮かばないまま勉強を続けるのは、目的地を決めずに走り続けるようなものです。最初はそれでも動けますが、だんだん「なんで走ってるんだっけ」という気持ちになってきます。

これはプログラミングに限った話ではありません。ダイエットで1万歩を歩こうとしたときも、「痩せてお腹の肉を消したい」という漠然とした目的はあっても、「何のために痩せるのか」が曖昧でした。片付けも「きれいにしたい」とは思っても、その先のビジョンがなかったのです。

目的が曖昧なまま始めた勉強は、最初の熱量が冷めた瞬間に止まってしまう


「作りたいもの」を先に決めてから、テキストを選ぶ

プログラミングを諦めていたとき、ふと気づいたことがありました。

順番が逆だったのです。

テキストを先に買って、そこから「何か作れるようになる」を目指していました。でもそれは、料理道具を一式揃えてから「何を作ろうかな」と考えるようなものです。道具が先にあっても、作りたい料理が決まっていなければ、なかなか台所に立てません。

プログラミングも同じでした。まず「作りたいもの」を決める。それからそのために必要なスキルを調べて、ぴったり合った言語やテキストを選ぶ。この順番にするだけで、勉強の意味が全然変わってきます。

たとえば「Webサイトを作りたい」ならHTML・CSSの本、「データを自動で集めたい」ならPythonの本、「スマホアプリを作りたい」ならSwiftやFlutterの本、という具合です。ゴールが決まっていると、テキストを開くたびに「これを覚えたら、あれが作れる」という実感が持てます。

それに気づいてから、まず「自分専用のTodoアプリを作りたい」という小さなゴールを決めました。そのゴールに合ったテキストを選んで、「毎日1ページだけ読む」と決めたんです。たった1ページ。物足りないくらい小さな目標です。


小さく始めたら、初めて続きました

ゴールが決まってから、まず実践したことはとても小さなことでした。

「毎日、机の前に5分座る」。それだけです。

テキストを開かなくてもいい。勉強しなくてもいい。ただ座るだけ。最初はそこから始めました。バカみたいに聞こえるかもしれませんが、これが意外と効いたのです。5分座っていると、なんとなくテキストを開きたくなってくる。開いたら1ページ読みたくなってくる。「やる気が出てから始める」のではなく、「座ることでやる気を生み出す」感覚でした。

そこに続けるための仕組みを3つ加えました。

1つ目はStudyplusです。勉強した時間を記録するアプリで、毎日の学習レポートがグラフで見えるようになっています。溜まっていく学習レポートグラフを見て「今日も勉強したー」という小さな達成感が、次の日も続けようという気持ちにつながりました。記録が途切れるのが惜しくなって、むしろそれが継続のモチベーションになっていたくらいです。

2つ目はTodoリストでの細かい目標管理です。「プログラミングを勉強する」という大きなタスクではなく、「2.2章の変数のページを読む」や「◯◯のサンプルコードを写経する」というように、1日でできる小さな単位に分解しました。終わったらチェックを入れる。それだけのことなのに、達成感がまったく違いました。

3つ目はXの有効活用です。Xには勉強をして投稿を行っている方がたくさんいます。その方々をフォローしてパワーをもらうことです。周りの頑張っている人を見ると自然に自分もやらないと、と思うようになりました。(SNSの見過ぎは注意です・・・)

1ページなら、忙しいときでも毎日できます。最初は正直「こんな量で意味があるのかな」と思っていましたが、1週間後には「今日も続いた」という感覚が積み重なり始めて、何かが変わってきたのです。

目標は「頑張れる日の自分」ではなく、「最悪な日の自分」に合わせて設定する。 これが、続けるための一番大切な考え方でした。


続けた先に見えてきたもの

毎日少しずつ続けていくうちに、気づいたことがあります。

プログラミングでいえば、最初は「変数って何?」「returnって何?」というレベルだったのが、少しずつ「これとこれを組み合わせればできるかも」という感覚が生まれてきました。知識が点から線になっていく感じ、とでも言うのでしょうか。

そしてそれ以上に大きかったのが、「自分はやると決めたことをやれる」という感覚が育っていったことです。小さな約束を毎日決めて、それを守る。その積み重ねが、小さな自信になっていきました。

テキストを買っては数ページで止まっていた頃の自分と、今の自分とで、何が変わったのか。意志の強さではないです。設計が変わっただけでした。


今から始めよう

「作りたいものが浮かばないから、プログラミングを始められない」と感じているなら、まずゴールを決めるところから始めてみてください。

「Webサイトを作りたい」「日々の作業を自動化したい」「自分専用のTodoアプリが欲しい」何でも構いません。小さなゴールで十分です。ゴールが決まったら、そのスキルに合ったテキストを1冊選ぶ。それだけで、勉強の意味がまったく変わってきます。

「続けられない自分はダメだ」と感じているなら、一度だけ考え直してみてください。続かなかったのは、あなたが弱いからじゃありません。続けるための仕組みがなかっただけです。

今日から試してほしいことは3つだけ。まずゴールを決めること。次にそのゴールを小さなステップに分解すること。そしてStudyplusなどで記録をつけること。

1万歩じゃなく、10分。1時間じゃなく、1ページ。そこから始めてみてください。

続けることの本当の気持ちよさは、大きなことを成し遂げたときじゃなく、「今日もできた」を積み重ねた先にあります。それを知ってから、勉強が少しだけ好きになりました。

いつ始めても遅くはありません。今から始めることを強くおすすめします。

2026/06/06(土) ぱんまる

[余談]

本日フードコートのらーめんを食べましたが、その価格にびっくりしました。

「1500円もするんだー」と。今の時代高くなりましたね。

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