Javaでユーザーからの入力を受け取るには、java.util.Scanner クラスを使います。
Hello Worldでは固定の文字列を表示するだけでしたが、
Scannerを使うことでユーザーが入力した値に応じて動作するプログラムを作れるようになります。
Scannerの基本的な使い方
まず、Scannerを使うにはプログラムの先頭でインポートが必要です。
import java.util.Scanner;
次に、Scannerオブジェクトを作成します。
Scanner sc = new Scanner(System.in);
System.in はキーボードからの入力を表します。これをScannerに渡すことで、キーボード入力を読み取れるようになります。
サンプルコード
名前を入力するとあいさつを返すプログラムを作ってみましょう。
ファイル作成
「Java01」フォルダに ScannerTest.java という名前でファイルを作成します

コード入力
以下のコードを入力します。
import java.util.Scanner;
public class ScannerTest {
public static void main(String[] args) {
Scanner sc = new Scanner(System.in);
System.out.print("名前を入力してください:");
String name = sc.nextLine();
System.out.println("Hello, " + name + "!");
sc.close();
}
}

コンパイルと実行を行います。
コンパイル
javac ScannerTest.java

実行
java ScannerTest

次にターミナルに名前を入力します。
名前を入力してください:ぱんまる

実行結果は次のようになります。
Hello, ぱんまる!

コードの解説
System.out.print() は println と異なり、出力後に改行しません。入力プロンプトとして使うと見た目がきれいになります。
sc.nextLine() は入力された1行を文字列として受け取るメソッドです。文字列以外にも、整数を受け取る nextInt()、小数を受け取る nextDouble() などのメソッドも用意されています。
sc.close() はScannerを使い終わったあとにリソースを解放するためのメソッドです。小さなプログラムでは省略されることもありますが、習慣として記述しておくと良いでしょう。
まとめ
Scannerを使うことで、固定の出力だけだったプログラムに「対話」の要素が加わります。ユーザーの入力によって結果が変わるプログラムはより実用的で、学習のモチベーションにもつながります。次のステップとして、入力した値を使って計算を行ったり、条件分岐と組み合わせたりすることで、さらに幅広い表現ができるようになります。ぜひ色々な入力を試してみてください。
2026/06/11(木) ぱんまる


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